心霊・不思議

心霊・不思議:書き方テンプレと注意点

心霊体験や不思議な出来事を、読者に「怖い」「不思議だ」と感じてもらえる形で伝えるための書き方を解説します。

よく読まれる構成

1. シチュエーション設定(雰囲気作り)

時間・天候・場所を丁寧に描写して、読者を物語の世界に引き込みます。

例:

「それは夏休み最後の日の夜、台風が近づいていて風が強く、街灯もまばらな田舎道を一人で歩いていた時のことです。」

2. 違和感→確信へ段階的に

最初は「何か変だな」という小さな違和感から始め、徐々に「これは確実におかしい」という確信へと導きます。

段階例:

  • • 違和感:「なんとなく視線を感じた」
  • • 気づき:「振り返ると、人影のようなものが見えた」
  • • 確信:「その影は明らかに人間ではなかった」
  • • 恐怖:「そして、その影がこちらに近づいてきた」
3. 余韻を残す結末

「今も続いている」「真相はわからないまま」など、読後にゾッとする余韻を残します。

例:

  • • 「今でもあの道は通れない」
  • • 「後日、その場所で同じ目撃情報があったと聞いた」
  • • 「あれが何だったのか、今でもわからない」
  • • 「それ以来、夜中に時々あの音が聞こえる」

※この構成はあくまで一例です。あなたの体験を自由に表現してください。

効果的な描写のコツ

五感を使った描写

視覚だけでなく、聴覚・嗅覚・触覚・温度感覚などを使うと臨場感が増します。

例:「冷たい風が吹いた」「腐ったような臭いがした」「背筋がゾクッとした」

具体的な数字や固有名詞

「数年前」より「3年前」、「ある場所」より「○○県△△市」の方がリアリティが出ます。

※個人が特定されない範囲で具体的に書きましょう

会話や心の声を入れる

その時の会話や心の中の思考を入れることで、読者が感情移入しやすくなります。

例:「友人が『なんか変だね』と囁いた」「(絶対に何かいる)と思った」

避けるべき点・注意事項

  • ×
    実在施設への断定的な断罪
    「○○病院は呪われている」など、特定施設を一方的に断罪する表現は避けてください。名誉毀損にあたる可能性があります。
  • ×
    真実ではない虚偽の体験談
    真実ではない虚偽の体験談は質が下がるためやめてください。冷めます。
  • ×
    他人の話の転載
    ネット上や他の媒体で見聞きした話をそのまま投稿することは禁止です。必ず自分の体験を書いてください。通報によって発覚した場合は削除/BAN対応になります。
  • ×
    過度に曖昧な表現
    「某県」「数年前」「数人で」など、すべてを曖昧にすると信憑性が下がります。具体的に書きましょう。適切でない場合は運営で修正します。

※これらの注意点を守らない投稿は、予告なく運営により修正、非公開または削除される場合があります。

タイトル例

読者の興味を引く効果的なタイトルの例です。参考にしてください。

「通学路の"片側だけ濡れている女"」

→ 具体的な特徴を""で強調する

「引っ越し初日にだけ鳴るベル」

→ 「だけ」で限定性を出して不気味さを演出

「深夜2時に必ず聞こえる子供の笑い声」

→ 時刻を具体的に、「必ず」で規則性を示す

「誰もいないはずの3階から降りてくる足音」

→ 「誰もいないはず」で矛盾を作る

「廃墟で拾った写真に写っていた"もう一人"」

→ 場所+発見+不気味な要素の組み合わせ

※ネタバレしすぎないように注意。読者の想像力を掻き立てるタイトルを心がけましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 実在の人物は出していい?

A. 実名は避けてください。ただし、「A先輩」「友人のB」などではなく、具体的な人物名を使用してください。適切でない場合は運営で修正します。

Q. 実在の場所を書いてもいい?

A. 都道府県や市区町村程度であれば問題ありません。ただし、特定の施設や建物を名指しで「ここは危険」「呪われている」などと断定的に書くことは避けてください。「○○市の廃病院」程度の表現なら問題ありません。適切でない場合は運営で修正します。

Q. 信じてもらえるか不安です

A. 心霊体験は信じる・信じないが分かれるものです。正直に、自分が体験したことをありのまま書くことが大切です。嘘や誇張は読者に伝わります。淡々と事実を書くことで、逆にリアリティが生まれます。

Q. 文章が上手くなくても大丈夫?

A. 文章力よりも、体験の生々しさや臨場感の方が重要です。難しい表現は不要。「その時どう思ったか」「何が見えたか」を素直に書けば、読者に伝わります。適切でない場合は運営で加筆修正します。

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